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[UPDATE3]HTC Desire(SIMロックフリー)をHTC台湾工場へ修理に出した顛末記

08 27, 2010
欧州版HTC Desire SIMロックフリー(以下、欧州版Desire)を台湾HTCサービス工場で修理してもらいましたのでその顛末を報告します。同機種で同じ症状に遭われている方、また同社端末を個人輸入された方の参考になれば幸いです。長文になりますので最初にサマリーをつけました。

修理後の欧州版Desireの電源をONにしたところ。都市名がTaipei Cityになってる。
00desire-repaired.jpg


Executive Summary
・海外版は日本工場では修理できない
・依頼から修理完了して受け取るまで約1ヶ月
  7月23日 HTC EuropeへWebフォームで修理依頼
  8月6日 DesireをEMSにてHTC台湾工場へ発送
  8月13日 修理完了・代金請求
  8月16日 HTC台湾口座へ国際送金完了
  8月20日 HTCから着金完了連絡
  8月26日 受け取り
・費用負担は合計:18,511円
  EMS送料(自宅⇒台湾):1,000円(損害賠償保険付保あり)
  修理代金:US$20 (送金日レート換算で1,736円)
  国際送金手数料(ゆうちょ銀行):2,500円
  DHL送料(台湾⇒自宅):13,275円(うち輸入関税1,200円)
・ROM改造のためGlobal Warrantyの保証対象外となりました
・DHLはHTC台湾の指定業者かもしれません
・HTC日本のHTC台湾との仲介サポートはプロフェッショナルでした


欧州版Desireを修理に出す経緯
購入後1ヶ月程度はまともに使用できていました。ある日突然ディスプレーがブラックアウトしてリブートを繰り返す症状(以下、リブート無限ループ)が発生、徐々に頻発するようになりました(詳細は[UPDATE2]HTC Desireのリブート無限ループの原因)。root化したり改造ROMと差し替えていましたが因果関係は不明です。もともと、root化やカスタムROMを問題なく利用出来ているユーザが大多数であり、同じ症状について当ブログにも複数ご報告いただいていることや、最初に発生したのがroot化以前であったこと、さらに海外では同様の事象が報告されていることなどから、root化やカスタムROMが原因とは考えられませんでした。

直接的な原因は本体裏の発熱。バッテリーではなく本体裏側のSIMカード、micro SDカードスロットのあたりの基板が発熱し、一定以上になると突然落ちてリブートがかかり、正常起動せずに、またリブートとなりました。これがバッテリーパックを外すまで繰り返すか、真っ白の背景に緑字で"htc"と表示されたまま固まってしまいます。そのためこの症状を未然に防ぐには「本体が熱くなってきたな」と感じたら冷やすことくらいでした。

その後、iPhone4に夢中になってしまい1ヶ月程度放置してしまったいたところに、7月下旬にSoftBankからX06HT(国内版HTC Desire)を販売停止という発表があったため、早めに修理しておかないと部品がなくなっても困るなと思い修理に出す決心をしました。
※ブログのコメントにも報告いただいたように国内版だとソフトバンクにあずけておよそ1週間程度で手元に戻ってくるそうです。


ファーストコンタクト
7月23日にHTC Europeの"Contact Us"メニューから「日本から交換あるいは修理してもらいたいがどうしたらよいか?」と問い合せました。もちろん全て英語です。同日以下のとおりメールで返信がありました。

Dear Customer, since the device is not selling in Japan, we are afraid we can not support the repair in loacl. if you want to have a repair, you need to ask the orignal shop or go through Global Warranty service.if you want go through global service, the international Freight and handling fee also will charge you. About the details, we will have a clear explaination for you. could you mind to provide the phone number that we can reach you? of course, our agenet will use Japanese for communicaiton. thank you for understanding.

このメッセージに返信したい場合、またはお客様のご質問に対する回答が十分に得られたことをお伝えになりたい場合は、お客様のメールアドレスおよびチケット番号XXXXXXXXXXXXXXXで弊社 お問合せ サイトにログインしてください。ありがとうございました。



入力項目の「国」にJapanと入力したためか、メールの最後に日本語の説明がありました。Global Warrantyについて詳しく知りたかったので指示通り問い合わせサイトにアクセスし、チケット番号とメールアドレスを入力して、自分の電話番号を返信しました(7月25日)。

03htc-contactus-system.png


HTC日本からの電話フォロー
電話番号を返信してから2日後の7月27日にHTC日本支社のスタッフから電話があり、ひととおり症状を説明しました。「SIMカードやmicroSDを抜いた状態でも同じ症状が発生するかどうか」、「ハードリセット(ブートメニューからClear Strage実行で工場出荷状態に戻す)は試したか」などの確認があり、最終的には修理が必要という結論になりました。海外版のため"Global Warranty service"に対応した工場にて修理が必要となることから、日本から一番近いのが台湾を案内されました。日本語でサポートがあるので安心感がありますし、なにより最後まで親切丁寧なプロフェッショナルの仕事でした。

あとから気が付きましたがHTC日本のホームページには以下の表記がありましたので、欧州版DesireだからといってHTC Europeに照会する必要もなかったように思います。ただし、後述いたしますが日本はGlobal warranty serviceに対応した工場はないため、HTC日本が直接端末を預かって海外工場の取次ぎや、修理代金を集金する等のサポートは行っていません(2010年10月28日時点)。あくまで間接的に現地とのコミュニケーションの取次ぎをしていただくのみです。もちろん、これだけでも大変ありがたいことなのですが。

参考
HTC日本のウェブサイト
HTC – Support – Customer Service – Support via Hotline

HTC自社ブランドの製品*に関するお問い合わせ
お問い合わせは、こちらの問い合わせフォームをご利用ください。

※HTC自社ブランドで発売しております製品には、世界的な保守サービスである「Global warranty service」が展開されております。このサービスは、HTC製品をご購入されたお客様に国・地域にかかわらず、HTC支社が存在する地域で保守サービスをご提供するものです。

尚、通信事業者ブランドで発売されております製品に関しましては、各社仕様にカスタマイズされておりますので、ご購入元の通信事業者へお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。



スピードを優先してコミュニケーションは英語
翌日の年7月28日、HTC台湾工場への修理依頼に際しての必要事項の返信依頼と注意事項のメールが届きました(内容は以下参照)。HTC日本の方はあくまで私とHTC台湾との仲介役としての立場のため、スピードを優先したかったので、メールは全て英語で対応しました。日本語でも大丈夫だと思いますが、端末の症状などは英語のメモが必要だという説明がありましたので、どのみち英語は避けて通れないと思います。

<必要事項>
端末の症状、氏名、端末購入日/購入店、シリアルナンバー/IMEI、電話番号/FAX番号、郵便番号・住所

<注意事項>
・保証書が必要
・スタイラス、SIMカード、液晶保護シート、バッテリは同梱不可
・ROM改造・水没等の故意・過失は有償修理
・修理キャンセルでも検査費用と送料負担
・修理後の端末は初期状態にリセットされる
・送料は全てユーザ負担
・HandlingCharge(手数料)が600台湾ドル負担
・無償期間外の端末は修理の基本料金3500円程負担(追加負担もあり)
・海外発送はユーザ側で手続きする


HTC台湾工場への発送
送料やその他諸経費は全て当方負担です。ROM改造していたので保証対象外になることは覚悟していました。ただ新品をもう1台購入するよりはマシです。8月1日に必要事項記入してメール返信したところ、8月4日に商品を工場に発送するよう指示されました。

国外に発送するのは初めてだったので非常に不安でした。郵便局のEMSを利用しましたが、内容物についてしつこく聞かれました。「携帯電話」であることを告げるとダメの回答。こちらも引くに引けませんので「バッテリーは外してある」ことを伝えると、ようやく認めてもらいました。最初にダメという回答で諦めていたら送れなかったかもしれません。

端末購入金額6万円の損害賠償保険を付保し、送料込みで1,000円。8月6日発送でHTC台湾工場に到着したのが8月9日。ほとんど日本と変わらない金額とスピードに驚きました。


修理完了と修理代金の請求・支払いについて
8月13日、HTC日本経由で「修理が完了したので代金$US20を振り込んで欲しい」という連絡がありました。順番待ちもあるだろうし1ヶ月くらいは覚悟していたのですが、工場に到着してわずか4日目には完了の連絡というスピーディさでした。後ほど確認しましたが、今回はROM改造していたので保証対象外となってしまいUS$20が必要になりました。

代金決済方法はHTC台湾の指定口座への送金のみでした。日本からの海外への現金送金は手数料が高いことは知っていたので、クレジットカードかPayPal等の決済が出来ないか確認しましたがダメでした。外貨送金を実際に体験するのは初めてでしたが、やはり高額かつ面倒であることを実感。国内送金であれば数億円を振り込んでも手数料は高くても840円です。しかし、外国の銀行へ外貨で送金するとなると、銀行毎に手数料はバラバラ。メガバンクで3000円程度、銀行によってはさらに固定費の他に振込金額に応じて上乗せ手数料のかかることもあります。送金金額がUS$20(約1,700円)ですから、それより高い手数料を支払うのも違和感があります。調べた限りでは一番手数料の安かった(1件2,500円)ゆうちょ銀行を利用しました。

送金依頼書はもちろん全て英語で記入が必要です。振込先の銀行を指定するのに「銀行の住所」か「SWIFTコード」が必要になります。HTCからは銀行住所もSWIFTコードも連絡はありません。HTCに確認する時間がもったいないので(SWIFT Online-Directories and downloads)から自分で調べました。送金目的は日本語で構いませんが「携帯電話の修理代金支払いのため」とはっきり記載する必要があります。当日の交換レートUS$1=86.83円で計算し、修理代金US$20=1,736円+送金手数料2,500円=4,236円となりました。8月16日に送金処理を完了しました。
※SWIFTコードとは日本でいう銀行コードのようなもので直接海外送金をやりとり出来る銀行に付与されている世界共通のコードです。


着金確認の連絡と受け取りについて
8月20日にHTC日本のスタッフの方から着金の確認がありました。送金者の名義とわたしが一致しているとの最終的な確認をする目的です。間違いない旨を返信し、HTC台湾工場から日本向けに発送手続きがとられました。受け取りが着払いになることは確認していましたが、EMSは1,000円でしたから、DHLから電話で「13,275円になります」と聞かされたときはめまいがしました。そうえいば最初にHTC日本のスタッフの方から「台湾からの送料が1万円くらいかかると思いますがいいですか?」と質問されたのを思い出しました。修理したいという思いが先走っていましたし、DHLの料金が高いかどうかという予備知識がなかったため他の輸送業者に変更するという選択肢に思い至りませんでした。ただし、そのときFedEx等の他の業者の送料を確認して、交渉が可能だったかはわかりません。これから修理を考えている方は注意されたほうが良いと思います。


そして8月26日、無事に受け取りました。同梱されてきた修理レポートに書いてあるようですが、読めない漢字ばかり。英語でやりとりしていたのはなんだったのかと。。。特に指示がなかったのでmicroSDカードは挿したまま送りましたが、抜き取られて戻ってきました。購入時に附属していたものですがちょっと悔しいです。修理に出す場合は全て外して送ったほうがいいですね。

01unbox.jpg


動作確認について
今のところ問題なく動いていますが、当初は1ヶ月程度は問題が起きていませんでしたから、これで安心することはできません。ただ、長時間利用して筐体は熱を持っているようですがリブート無限ループに陥ることはなくなっています。しばらくは様子をみながらの仕様になりますが、気づいた点は追記していきたいと思っています。


HBOOTのバージョンについて
修理に出す前のHBOOTのバージョンは0.75.0000、RADIOが4.05.00.11でしたが、基盤交換ということもあり修理後のバージョンはHBOOTが0.92.0001、RADIOが5.09.00.20となっていました。OSはAndroid2.1 Eclairになっていましたが、ネットに接続するとOTA経由で2.2 FroyoのHTCオフィシャルリリース版のアップデート通知がありました。

HBOOT.jpg




修正履歴
August 27, 2010 [UPDATE1] HTC台湾工場から自宅までの送料の件と費用負担について追記
August 29, 2010 [UPDATE2] 修理前後のHBOOTのバージョン情報を追記
October 28, 2010 [UPDATE3] HTC日本はGlobal warranty serviceに対応していないことを明記
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Author:hondamarlboro
ガジェット好きの普通のサラリーマン。持つことでテンションは最高潮となり、結局使いこなせずお蔵入りになることがしばしば。当ブログはコチラに引っ越しました。

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